「見える化」から「見せる化」へ
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株式会社日立ソリューションズ
松本 匡孝 様ハイブリッドインテグレーションセンタ
ソリューションマーケティング部
部長代理
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事例紹介
株式会社日立ソリューションズ
松本 匡孝 様ハイブリッドインテグレーションセンタ
ソリューションマーケティング部
部長代理
多くのモノ作り企業の設計部門や生産技術部門では、図面や成果物をPDM/PLMで一元管理・共有する仕組みを既に導入している。その限りにおいてはITの利活用は進んでいるが、しかしいったん外に目を向けてみると、社内の関連部署やパートナー企業、顧客との間の設計データのやりとりは、依然としてほとんどメールの添付ファイルを介して行われているのが実状だ。
こうした情報のやりとりの問題点について、松本氏は以下のように指摘する。
「メールでやりとりしているうちに情報が更新されていき、PLMで管理しているデータとどちらがマスタなのか分からなくなってしまう。またメールでのやりとりは、人がいなくなるとメールボックスごとなくなってしまうため、ナレッジとして後任者に引き継がれることがない。さらには大容量データのやりとりが煩雑だったり、メール誤送信のリスクが常につきまとう」
また、たとえ正しい図面データが何事もなく次工程へ手渡されたとしても、その図面の背後にある設計根拠や仕様確定経緯、顧客要望といったコンテキスト情報は大抵の場合は設計者の頭の中にしかなく、図面だけではなかなか次工程に引き継ぐことができない。
そうやって属人化されてしまったナレッジを、設計データと関連付けてITで管理できないか。さらには、それらのデータやナレッジをメールではなく、共通の情報基盤の上できちんと管理・共有できないものか。活文は、モノ作り企業が抱えるこうした課題の解決に打って付けなのだという。
活文を使ってこうした情報共有の課題を解決した企業の1つに、日立ビルシステムがある。同社は、エレベータのリニューアル作業を効率化するために、これまで人手の計測に頼っていたエレベータの現地調査にレーザースキャナ装置を導入した。
その結果、エレベータの現地現物の計測作業に掛かる工数を大幅に削減することに成功したものの、一方でレーザースキャナによって取得した大容量の点群データのやりとりで新たな課題が持ち上がった。点群データはメール添付でやりとりするにはあまりに容量が大きすぎるため、郵送でやりとりせざるを得なく、数日間のタイムラグが発生するなど、データのやりとりだけにかかるオーバーヘッドが増加していた。
そこで同社は活文を導入し、同製品の多重化通信技術による高速データ転送機能を利用した結果、大容量点群データを関係者間でほぼリアルタイムでやりとりできるようになった。また、関係者間のコミュニケーションもメールではなく活文を通じて行うことで、情報のやりとりがタイムライン形式でリアルタイムに広く共有されるようになったと同時に、その内容や履歴はすべてサーバ上に残されるため、貴重なナレッジとして社内に蓄積できるようになった。
ちなみに、活文はほかにもコンテンツ管理機能や、ファイルやフォルダごとにきめ細かなアクセス制御を行えるセキュリティ機能などを備えており、「XVL保護オプション機能」と呼ばれる機能を使うと社外に提供したXVLデータに対して強力なアクセス制御を掛けられるようになる。これにより、社外パートナー企業とXVLデータを共有するような際、情報漏えいリスクを大幅に減らせるという。
さらに、活文をプロジェクト管理ツールやビデオ会議システムと組み合わせることにより、大幅な業務効率化とコスト削減効果が見込めると松本氏は力説する。
日経BPコンサルティングが製造業の設計・開発や生産部門の勤務者を対象に行ったアンケート調査によると、「メールやファイル送信にまつわる業務改善効果を試算したところ、従業員1人当たり月2万円のコスト削減効果が見込めることが分かった。さらには、外出・出張の無駄なコストも1月当たり3.8万円減らすことができる。これを、従業員100人で取り組むと、年間最大7000万円のコスト削減が可能になる。このように活文は、大きな投資対効果が見込めるソリューションであるため、ぜひ導入をご検討いただければと思う」
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