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ラティス、3D データのセキュリティ事業に参入
2003年3月28日
ラティス・テクノロジー株式会社は、2003 年 4 月よりネット上での 3D データのセキュリティ事業に参入、超軽量 3D データ 「 XVL 」 を暗号化するソフトウェア 「 XVL Signer 」(以下、本ソフト)を販売します。産業界で普及の進む 「 XVL 」 は機密性の高い CAD データから直接生成されるため、機密管理が課題となっていました。本ソフトを利用すれば、設計ノウハウを含む 3 次元データ情報は、許可された関係者だけが閲覧可能になります。機密性の高い設計データを、社内外で共有可能にすることで、社外を巻き込んだ大規模プロジェクトで業務効率を大きく改善します。
本ソフトは、米国内次世代の共通鍵暗号標準である AES(Advanced Encryption Standard) を採用、「XVL」の送受信時に、安全性・速度・柔軟性の面で世界水準のセキュリティを実現します。本ソフトではドラッグ & ドロップの操作だけで簡単にファイル単位、フォルダ単位で「XVL」を暗号・復号化できます。また、 グループ機能により「XVL」を表示する人や編集する人をきめ細かく設定することが可能です。会社の部門別または、役職別に異なるアクセス権を設定し、「XVL」を表示可能な人や編集可能な人を限定することができます。
専用のソフトウェアコンポーネントを組み込むことで、自社システム内でのみ参照や閲覧可能な「XVL」ソフトの構築も可能になりました。ラティス社から配布している汎用の XVL Player では表示できないが、自社内の専用 XVL Player では表示可能な「XVL」を作成することも可能です。また、ネット上でコンテンツ配信する人にために、 3D コンテンツの著作権を示すコピーライトを入れる機能も提供、 XVL Player による表示時にコピーライトを表示させることができます。
ラティス社は、世界最高水準の暗号化技術を基盤に、「XVL」におけるセキュリティ製品関連事業を積極的に推進する計画です。本製品の販売はラティス社販売代理店を通じて平成15年 4月 1日より出荷致します。
※現在 「 XVL Signer 」 は、 「 活文 XVL Signer 」 として株式会社日立ソリューションズより販売しております。 「 活文 XVL Signer 」 の詳細はこちらのページからご確認いただけます。
用語説明
・XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
お問い合わせ先
当プレスリリース関するラティス・テクノロジーへのお問い合わせは下記にお願いいたします。
営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333
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