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ラティス、ドイツのLiebherr社が軽量3D形式XVLを全社採用

2006年7月18日

2006年7月18日、ラティス・テクノロジー株式会社 (以下ラティス社)は、 ドイツの大手建設機械メーカー Liebherr社(リープヘル社、以下 Liebherr社)が、 XVL技術をベースとした 3D情報システムを導入することを発表しました。 XVL製品は、ドイツのラティス社製品販売代理店である Docware GmbH社(以下 Docware社) を通じて販売されます。 Liebherr社は Docware社と XVL製品導入に関する包括契約を締結、 ラティス社の軽量 3D形式 XVLを全社採用します。 Docware社はソフトウェアの初期導入、カスタマイズ、教育やサポートサービス を Liebherr社に提供します。

Liebherr社では、設計部門で作成される 3D CADデータを、 後工程での3Dデータ活用につなげ、最適化する目的で XVLを採用しました。 将来は、 XVLのソフトウェアが世界 12カ国にある工場をはじめ、 同社グループ全体で利用されます。 今後は、設計が完了した段階でデータベースに保存される全ての 3Dデータが、 XVLに変換されます。 これにより、設計の現場だけでなく、生産準備、テクニカルドキュメント、 マーケティング、品質管理、営業などの各分野で XVLデータを有効活用することができるようになります。

Liebherr社では、 XVLの持つ 3Dデータの圧縮率の高さと、 ラティス社が提供する分解図やアニメーションを効率的に作成する製品群を評価し、 XVLの採用を決めました。 同社は、 XVL運用環境の構築に数々の実績を持つ Docware社を、 XVLのソリューションプロバイダーに選定しています。

各社概要

Liebherr(リープヘル)社
Liebherr(本社:ドイツ)は世界の建設機械の業界リーダーとして活躍しています。 冷却・冷凍ユニット、航空工学、工作機械などの分野で革新的な技術や ユーザ指向の製品を提供。 同グループは全世界に100以上の会社から構成、総従業員数は22,000人に及びます。
https://www.liebherr.com/en/deu/start/start-page.html

Docware社
ドイツの Docware GmbHは、Lattice Technologyが提供する 3Dパブリケーション製品の販売およびカスタマイズを行います。 同社は、アフターサービスおよびスペアパーツ管理業種に向けた 専用ソフトウェアを供給しています。 Docwareのソリューションは電子パーツカタログから保守情報システム、 スペアパーツショップ、eコマース、eサービスソリューションなど多岐にわたり、 複合的なサービスポータルに向けたサービスを展開しています。
https://www.docware.com/


用語説明

・XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

お問い合わせ先

当プレスリリース関するラティス・テクノロジーへのお問い合わせは下記にお願いいたします。
営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333

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