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ラティス、インターデザイン・テクノロジーと技術提携

2007年5月11日

2007年5月11日、ラティス・テクノロジー株式会社(以下ラティス社)と株式会社インターデザイン・テクノロジー(以下インターデザイン)はXVLを利用した超高速仮想メカトロニクスシミュレータ「VmechTM Simulator on XVL」を共同開発することを発表しました。「VmechTM Simulator on XVL」は、インターデザインから2007年7月に発売されます。

今日、メカトロニクス製品においては、その組み込み制御ソフトウェアが製品競争上重要になっています。仕様設計から実装設計に至る各段階で、仮想メカトロニクスシミュレータを採用すれば、実機がない状況で、制御ソフトウェアの動作を確認できます。その結果、コストを低く抑え、実機の完成を待つことなく、ソフトウェアの開発と検証を早期に開始することで短納期化が実現できます。こうした状況下、インターデザインは、従来より、メカトロニクスシミュレータを製造業向けに販売し、ビジュアルな機構定義、編集機能や、キネマティックス解析、動的干渉チェック機能や精緻なダイナミクス・シミュレーション機能を提供することで、好評を得ていました。

一方、ラティス社は、超軽量3Dデータ「XVL」を使ったソフトウェアを製造業に多く販売した実績があり、大容量の3DCADデータの取り扱いや高速表示に定評があります。そこで、新製品の「VmechTM Simulator on XVL」では、メカトロニクスシミュレータの豊富な機能と、超軽量3Dデータである「XVL」を統合します。この結果、これまで扱うことが難しかった大規模なCADデータによるメカトロ機器の制御ソフトの検証を低価格なパソコン上で、視覚的に検証できるようになります。また、XVLによる高速な3D表示や高速な干渉チェックにより、各種ソフトウェア開発プラットフォームとの連携シミュレーション作業を格段に効率化することが可能となります。

今回の技術提携と共同開発により、今後はメカトロニクスシミュレーション分野でも、XVLを効果的に活用できるようになります。これにより、ユーザは、XVLを利用した全社規模での3Dデータ活用の強力な推進が可能になります。

※ 「 VmechTM Simulator on XVL 」 は現在 「XVL Vmech Simulator」として販売しております。


用語説明

・XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

お問い合わせ先

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営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333

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