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ラティス、軽量3D技術「XVL」が3次元CAD利用技術者試験の解答公開で採用
2007年6月13日
2007年6月13日、ラティス・テクノロジー株式会社(以下 ラティス)は、社団法人コンピュータソフトウェア協会(以下「CSAJ」)*が実施している「3次元CAD利用技術者試験」において、2007年度前期試験より実技試験の解答公開にラティスのXVL形式の採用が決定しました。
*現: 一般財団法人コンピュータ教育振興協会(通称 ACSP)
本試験は、2003年に創設以来、年間約1,000名の受験者を得て、3次元CADソフトウェアを使用した検定試験の先駆けとして、日本の「ものづくり」に貢献しています。実施から約3年を経て、製造業における3次元設計の必要性はますます高まっており、より積極的に3次元CAD利用技術者を育成していくことの必要性が認知されています。このような状況を受け、より多くの教育機関の皆様に3次元CAD教育に携わっていただき、世界に通用する人材を産業界に送り出していくことを目的とし、2008年度から、試験体系および実技採点方法を改定することになりました。今回の解答公開は、この改訂に先立ち、情報公開の一環として実施されます。
一方、ラティスの「XVL」は、国内外の製造業で多く採用されている軽量3次元フォーマットです。3次元CAD利用技術者試験の実技問題の解答を、十分に表現できる軽量性と表現力を持ち、受験者にわかりやすく情報を伝えることができます。また、3次元CADや3次元データの普及を推進するという共通の目的に賛同し、両者で3次元教育の充実に貢献する目的で今回、技術協力をすることになりました。両者は、ソフトウェアの立場から日本のものづくりを支援し、日本のものづくりが世界市場においてより競争力を高めていくための施策を共同で行っていく予定です。
今回の技術提携と共同開発により、今後はメカトロニクスシミュレーション分野でも、XVLを効果的に活用できるようになります。これにより、ユーザは、XVLを利用した全社規模での3Dデータ活用の強力な推進が可能になります。
CAD利用技術者試験
CAD利用技術者試験は、平成2年10月に「CADインストラクター認定試験」として創設され、平成6年6月より現在の「CAD利用技術者試験」と名称が変更されて現在にいたっています。CAD利用技術者試験は、現在までに延べ40万人を超える総受験者を得て、わが国有数の技術系認定試験として広く認知されています。CAD利用技術者試験は、CADを利用した知識・スキルを明確化し、一定水準に達している受験者に対して評価・認定を行うものです。試験は、インターネットを利用した随時試験の基礎試験と、機械系・製造系の3次元CADの知識と技能を問う3次元試験(平成20年度より前述の通り改定)、2次元系のCADシステムを利用する上での知識を問う筆記のみの2級試験、そして2次元系CADシステムの利用技術と知識を問う筆記+実技の1級試験(建築、機械、トレースの3種類)があります(トレース試験は平成19年度新設)。
用語説明
・XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
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営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333
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