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ラティス、福井コンピュータが資本参加
2008年7月28日
2008年7月28日、ラティス・テクノロジー株式会社 (以下ラティス)は、福井コンピュータ株式会社(以下福井コンピュータ)と資本提携を結んだことを発表しました。福井コンピュータが取得するラティスの株式は552株、出資比率6.44%となり、同社は、ラティスにとって、第6位の株主になります。
ラティスの軽量3DデータXVLは、世界最高水準の軽量性、省メモリ性、表示速度が高い評価を得ており、国内外の製造業各社に普及が進んでいますが、一方で、建築・建設業界での活用も順調に進みつつあります。福井コンピュータは、2000年にXVL技術を採用することを決め、現在では、同社の主力製品である3次元建築設計システム「ARCHITREND Z」や、ハウジングシミュレーションシステム「ARCHITREND Virtual House」にXVLの入出力機能が搭載されています。そのため、XVL形式のファイルの取り込みや、3Dで作成した建築モデルをXVLデータに出力することが可能です。また、同社が運営する住宅設備・建材のデータ提供サイト「Virtual House.NET」では、10万点を超える建材データをXVL形式で無償提供しています。
ARCHITRENDシリーズのユーザは、軽量なXVLファイルを介して、3Dで設計した建築モデルに、実際の建材データを組み合わせることで、建築物のイメージをリアルに簡単に3Dで作成できます。作成した建築物のXVLデータは、無償ビューワで確認できるため、誰もが簡単に参照・確認することが可能です。そのため、工務店や設計事務所の担当者と施主間で行われる仕様の打ち合わせなどに効果を発揮します。
今回の資本提携は、こうした建築・建設業界における3Dデータ活用事業の強化を目的としています。ラティスでは、今回の福井コンピュータとの連携を軸に、建築・建材向けの提案を積極的に進める計画です。
※ 最新の株主情報はこちらをご確認ください。
用語説明
・XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
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営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333
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