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ラティス、設計前後の差分を検出する製品を新発売

2008年10月29日

2008年10月29日、ラティス・テクノロジー株式会社 (以下ラティス)は、3Dデータ編集ソフトウェア「XVL Studioシリーズ」のオプション製品である「差分検出オプション」(以下、本製品)を、2008年10月31日に新発売します。

本製品は、設計部門でのデザインレビューの過程における設計変更の箇所をわかりやすく把握するために開発されました。製品の設計・製造過程で発生する設計変更は、その前後で、どこが、どのように変わったのかが形状を見ただけではわかりづらく、設計や製造部門で、変更箇所が正しく伝わりにくいという問題がありました。

XVL Studioシリーズに本製品を搭載することで、XVL Studio上で、XVL形式の設計変更前後の3Dデータを重ね合わせて、2つのデータの差分を検出します。検出した差分を、その大きさにより色別に表示した3Dカラーマップモデルで表示することが可能です。また、差分が発生している部分を自動的にリスト化して表示できます。差分リストでは、差分の大きさが数値で確認可能で、リストをクリックすれば、3Dデータ上で、どこに差分が発生しているかをわかりやすく把握することができます。また、この差分リストは、差分部分の画像を加えて、Excel形式で出力し、関係者間で情報共有することもできます。

なお、すでに発売しているXVL Studio シリーズ「イラスト作成オプション」(税別定価20万円)も機能が強化されました。これまでは、曲線部分は、直線をつなげた折れ線として出力されていましたが、曲線化して出力する機能を搭載しました。通常、イラスト作成を行うマニュアル作成などの業務では、ベジェ曲線と呼ばれる曲線を使ってイラストデータを編集するため、XVL形式の3Dモデルからもベジェ曲線での出力をサポートして欲しいという要望に応えたものです。同時に、イラストの品質が向上し、イラスト出力までの時間短縮も実現しています。

ラティスは、業務に特化したXVL Studio シリーズのオプション群を提供していくことで、専門的な業務の効率化を支援し、新規はもちろん、既存のユーザにも展開していく考えです。


用語説明

・XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

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当プレスリリース関するラティス・テクノロジーへのお問い合わせは下記にお願いいたします。
営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333

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