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ラティス、3D から定型帳票を自動作成するソフトを新発売 -マイクロソフトの Excel による帳票作成コストを大幅に削減

2009年11月25日

2009年11月25日、ラティス・テクノロジー株式会社 (以下ラティス)は、2009年12月18日に3D帳票作成ソフトウェア、「Lattice3D Reporter」 の「テンプレートオプション」(以下本製品)を新発売します。本製品は、設計用の3D CADデータを利用して、マイクソロソフトのExcel形式で定型帳票を自動的に作成するソフトウェアです。

製造業では、パーツリストやパーツカタログ、各種指示書など様々な帳票が作成されます。ラティスでは、3D CADデータを軽量なXVLに変換し、帳票作成に利用することで、効率的な文書作成を実現する「Lattice3D Reporter」を販売してきました。新たに製品化したテンプレートオプションは、XVL内の情報を利用することで、定型帳票作成を半自動化し、帳票作成にかかるコストを激減させます。

本製品では、製造業でよく利用されるパーツリスト、パーツカタログ、作業工程表、加工指示書の4種類のテンプレートを提供し、多様な帳票作成を支援します。テンプレートは、帳票の雛形を規定するフォームシートと、何をどこにどのように出力するかを規定するパラメータシートの2つから成り、これらを編集することで、自社に最適な形式の定型帳票が作成できます。

たとえば、パーツリストのテンプレートを使用した場合、指定されたXVLに含まれる部品名称や個数、さらに3Dの部品形状から画像を自動生成し、Excel中に埋め込みます。作成されたパーツリストは印刷しやすいように、A4サイズで自動的にシート分けされます。CADモデルに部品の重量や設計者名といった属性を入力しておけば、フォームシートとパラメータシートを修正することで、これらの情報をパーツリストの項目として追加できます。CADモデルからイメージをひとつひとつ切り貼りしてリストを作成していた従来の手法と比較し、帳票作成にかかる時間やコストを格段に削減することができます。

作成された帳票データは、印刷して利用できるほか、無償ビューワの「Lattice3D Reporter Viewer」(https://www.lattice.co.jp/download/lattice3d-reporter-viewer/)を使用して、そのままデジタル帳票として閲覧することも可能です。社内外で使用することで、情報連携を手軽に実現することができます。

ラティスでは、テンプレートオプションの製品化により、帳票作成の手間とコストを劇的に削減することで、製造業の品質改善、納期短縮、原価低減に貢献していく考えです。


用語説明

・XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

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営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333

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