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ラティス、ICAD/SX から XVL に変換するコンバータを新発売

2010年6月15日

2010年 6月 15日、ラティス・テクノロジー株式会社 (以下ラティス)は 、ICAD/SX のデータを軽量 3 次元データ 「 XVL 」 に変換するソフトウェア 「 ICAD/SX to XVL Converter 」 (以下、本製品) を 6月 30日に発売します。

ICAD/SX は、富士通グループの iCAD 株式会社 (以下、iCAD ) が開発する機械・装置の設計に特化した 3 次元 CAD で、生産設備、半導体製造装置、工作機械、金型機構部などで活用されています。

ICAD/SX では数万点の部品からなる大規模な機械や装置を軽快に設計できる特徴があります。本製品を使って XVL に変換した大規模なデータは、XVL 対応のアプリケーションで高速に表示して扱えるため、設計部門だけでなく、生産技術、製造、保守、調達などの部門でも活用できるようになります。また、本製品は、ICAD/SX のデータを自動的に XVL に変換することで、大量のデータの変換も効率的に行えます。

本製品を導入するメリット

XVL には、3D データの編集を行う DMU ツール、「 XVL Studio シリーズ」 や、Excel を使った 3D ドキュメント作成を行う 「 Lattice3D Reporter 」 などの豊富なアプリケーションが用意されています。そのため、本製品を利用し、ICAD/SX のデータを XVL に変換することで、作業指示書や部品表、マニュアルや指示書に利用するテクニカルイラストの作成など、3D データの活用範囲が広がります。

XVL は主要な製造業での導入が進んでおり、設計部門には製品の XVL データが蓄積されています。本製品で ICAD/SX で設計した工場設備を XVL に変換し、製品と設備データを XVL Studio シリーズに読み込めば、生産設備の検討を詳細に行えます。

さらに、ICAD/SX でつけた幾何公差などの PMI ( Product Manufacturing Information :製品製造情報 ) も、XVL に取り込むことができるため、生産技術や製造工程での属性確認にも効果を発揮します。ラティスは、本製品の発売により、ICAD/SX ユーザへ幅広い 3D データ活用ソリューションを提案していく考えです。

ICAD/SX のデータを XVL に変換した結果


製品情報

名称 ICAD/SX to XVL Converter
発売日 2010年 6月 30日
価格(税別) ライセンス ¥1,200,000 / 年間保守 ¥240,000

※ 本製品は、ICAD/SX ファイルを XVL ファイルに変換するコマンドラインプログラムです。

用語説明

・XVL はラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。

お問い合わせ先

当プレスリリース関するラティス・テクノロジーへのお問い合わせは下記にお願いいたします。
営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333

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