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ラティス、生産設備のロボット動作の検証機能を強化 - 仮想メカトロニクスシミュレータ「 Vmech 」のオプションに三菱電機社製ロボットコントローラとの連携機能を追加
2011年7月14日
2011 年 7 月 14 日 - ラティス・テクノロジー株式会社 ( 以下、ラティス )は、仮想メカトロニクスシミュレータ 「 Vmech 」と三菱シーケンサ MELSEC-Q シリーズとのインタフェースオプションに、新たに三菱電機社製ロボットコントローラと接続する機能を追加し、「 MELSEC MotionSim Ver 4.0 」( 以下、本製品 )として 7 月 29 日に販売開始します。
産業用ロボットが組み込まれた製造装置のソフトウェアは、シーケンサで制御する装置のソフトウェアと、ロボットが行うタスク管理を、別々のツールで開発します。 したがって、シーケンサとロボットの協調動作は、開発段階では検証できず、実機組み立て後に問題が発生した場合、大きな手戻りの原因となっています。
本製品ではシーケンサとモーションコントローラに加え、ロボットコントローラを Vmech と接続する機能を追加しました。この結果、 Vmech 上で、シーケンサとロボットの協調動作をシミュレーションし、協調制御のソフトウェアを実機レス開発することが可能になりました。 また、本製品は 3D 軽量データ XVL を利用することで、複雑な生産設備のシミュレーション結果を実時間で表示できます。
本製品は、通信ミドルウェア EZSocket を使用した三菱電機とのパートナー製品です。ラティスは、今回の機能強化により、ロボットを利用した製造装置を開発している方々に向け、実機レス検証環境を活用した大幅な QCD 向上をご提案いたします。
♦ Vmech とは
メカ形状データを世界最高水準の超軽量 3D フォーマットである 「 XVL 」 で取り込み、仮想メカ・モデルを構築・機構動作をシミュレートします。メカトロニクス製品の制御ソフトウェアの開発を実機レスで行うことが可能な仮想メカトロニクスシミュレータです。マウスによる簡単な機構動作の設定や機構解析、また、アクチュエータやセンサなどダイナミクスのモデリング機能などを特徴としており、軽量かつパラメトリックな仮想メカ・モデルの作成を可能にします。Vmech 上の仮想メカ・モデルは、各種制御ソフトウェアと同期をとってシミュレーションすることが可能であり、実機メカ完成前に制御ソフトウェアの実機レス検証を行うことによって、開発期間の短縮、試作機コストの削減に寄与します。
製品情報
名称 | Vmech Ver. 4.1 および MELSEC MotionSim Ver.4.0 |
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発売日 | 2011 年 7 月 29 日 |
※ MELSEC MotionSim のユーザー様で、Vmech 本体の保守を継続されている方は追加料金なくご利用いただけます。
用語説明
・ XVL / Vmech は、ラティス・テクノロジー株式会社の登録商標または商標です。
・ その他記載されている会社名および製品名は、各社の登録商標または商標です。
お問い合わせ先
当プレスリリース関するラティス・テクノロジーへのお問い合わせは下記にお願いいたします。
営業統括本部 マーケティンググループ 担当:福原 / TEL:03-3830-0333
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